こんばんは、鬼塚祐一です。最近、ドコモが資産運用に力を入れております。
NTTドコモといえば、携帯、スマホですよね。
スマホで資産運用ってどういうことなのか?
ドコモのホームページを見てみると、THEO[テオ]+ docomoと書いてあります。
THEO[テオ]というサービスを利用して資産運用をすることになります。
THEO[テオ]は、お金のデザインという会社のサービスです、。
つまり、お金のデザインとドコモが提携しているわけです。
説明文を読むと、プロとAIがいる、おまかせ資産運用と書いてあります。
ロボアドバイザーって聞いたことありますか?
ロボット、つまり、AIが、あなたの代わりに自動で運用をしてくれるので楽チンですよというサービスです。
ちなみに、THEO[テオ]はドコモだけでなく、
・JAL
・ 新生銀行
・東海東京証券
・福岡銀行
など多くの会社と提携しています。
では、THEO[テオ]+ docomoの中身を見ていきましょう。
中身は、投資信託で運用しています。
もう少し細かく言うと、ETFという、上場投資信託で運用しています。
30種類以上のETFから、ロボアドバイザーが、あなたに合っているものを組み合わせてくれます。
なぜ、組み合わせるのか?
投資の大原則に、分散投資というものがあります。
ひとつの銘柄に集中投資するよりも、複数に分けて投資した方がリスクが抑えられるということです。
THEO[テオ]+ docomoは、その分散投資を自動でしれくれるわけです。
ただ、無料ではありません。手数料がかかります。
どれくらい手数料がかかるのか?
基本は、投資額の1%です。
投資額が大きくなっていくと、割引もあります。
この手数料は、あくまでも、ロボット利用料です。
それプラス、中身は投資信楽ですから、その投資信託に払う信託報酬という手数料も発生します。
つまり、手数料がダブルでかかるわけです。
ということは、もし、ロボットを使わずに、自分で投資信託を買えば、どうなるでしょうか?
1%の手数料は払わなくていいわけです。
なので、THEO[テオ]+ docomoを判断するときに、1%の手数料に見合う価値を感じるか?がポイントになると思います。
たとえば、投資額が1000万円だと手数料はいくらですか?
割引が受けられずに1%の場合だと、年間10万円です。
10年間続けると、100万円も払うことになります。
それからもうひとつ、ロボアドバイザーには、大きなデメリットがあります。
NISAの対象外なのです。
NISAというのは、投資したお金がいくら増えても税金が1円もひかれません、という制度です。
普通は投資信託で運用して利益が出ると税金が引かれます、
たとえば、100万円投資して、それが倍の200万円に増えてくれたとしましょうか。
そうするとその利益に対し税金が引かれます。
どれくらい引かれるか?
なんと、20%も引かれますから、20万円も税金が引かれてしまうのです。
しかし、NISAだと、この税金が1円も引かれません。
NISAはすごく良い制度なのです。
ところが、残念ながら、THEO[テオ]+ docomoは、NISAの対象外です。
利益が出たら、必ず、課税されてしまいます。
ということで、THEO[テオ]+ docomoの特徴をまとめます。
メリットは、自動で分散投資してくれることです。
デメリットは、手数料が高いこと、NISAの対象外であることです。
たとえば、初心者の場合、丸投げできるから良さそうと感じるかもしれません。
ただ、意外と、投資信託ってカンタンです。
自分で投資信託を購入すれば、1%の手数料を払わなくて済みます。
あなたの手取りが増えるわけです。
さらに税金0円というメリットも得られます。