投資信託

【これ買っとけ!】楽天証券の投資信託マストバイ

こんばんは、鬼塚祐一です。今回のテーマは、「楽天証券の投資信託マストバイ」です!

最初に、そもそも、投資信託で、どんな商品を、購入したら良いのかについて説明しておきます。

投資信託を買う前に、分散投資の知識が必須

まず、投資信託を購入する時には、分散投資のことについて、知って頂きたいと思っています。

投資信託は、投資をするので、当然ですが、リスクがあるわけです。

そのリスクを、コントロールしていくことによって、着実な、資産形成につなげることができます。

では、どのようにリスクを、コントロールするのか?

その方法のひとつが、分散投資です。

分散投資の基本はこの4つです。

・国内株式
・外国株式
・国内債券
・外国債券

国内株式は、文字通り、日本の会社に投資するということですね。

それから外国株式、ここでいう外国は、先進国のことです。

アメリカ、イギリス、ドイツ、オーストラリア、香港、などの先進国です。

それから、株のほかに、もう1つ大きな投資対象市場として、債券というものがあります。

債券も、国内債券と、外国債券があります。

債券は、あまり馴染みがないかもしれませんが、代表的なものに、国債というものがあります。

文字通り、国が発行する債券ですね。

国が発行している債券ですから、会社が発行している株に比べると、安心安全という特徴があります。

安心安全ということは、リスクが低いということになります。

リスクが低いということは、リターンも大したものではないので、債券はローリスク・ローリターン型になります。

それに対して株式ですが、株式は、上がったり、下がったりと変動が激しいですよね。

ですから、ハイリスク・ハイリターン型になります。

このハイリスク・ハイリターンの特徴を持った株式と、ローリスク・ローリターンの特徴を持った債券を、組み合わせることによって、ミドルリスク・ミドルリターンになります。

つまり、そこそこのリスクを負って、そこそこのリターンを得ていこう、これが、分散投資の基本の考え方ということになります。

ということなので、投資信託を購入する場合に、国内株に投資する投資信託、外国株に投資する投資信託、国内債券、外国債券に投資する投資信託という4本を、組み合わせることが、基本の考え方になっていきます。

その4本を選ぶ時に、どういう投資信託を選んだらよいのか、例えば、国内株に投資する投資信託だけでも、沢山種類があるわけです。

その中で、どういった商品を、選んでいけばいいのかをお話します。

4つの条件を満たした投資信託を選ぶべし

選び方は、4つの条件があります。

・購入時手数料0円(ノーロード投信)
・信託報酬が低いインデックスファンド
・信託期間は無期限
・無分配型

この4つの条件を、全て満たしたもの選ぶといいですよ、ということになるわけです。

今から、順番に説明していきます。

購入時手数料0円(ノーロード投信)

まず、1つ目、購入時手数料0円のものを選ぶということですが、楽天証券は、2019年12月から投資信託の購入時手数料は、どれを購入しても、全部無料になっているので、この点に関しては、クリアしています。

信託報酬が低いインデックスファンド

次に、2つ目、信託報酬が低いインデックスファンド。

これは何かというと、投資信託というのは、プロが運用してくれています。

そのプロに払う手数料のことだと思って下さい。

これは、必ずかかるものなので、当然、低い方がいいですよね。

この信託報酬が低い投資信託のことを、インデックスファンドといいます。

ですから、商品名にインデックスという文字が、入っていれば、この商品は信託報酬が低いんだな、そういう判断が、できるようになるということです。

信託期間は無期限

それから、3つ目、信託期間は無期限とあります。

信託期間は、分かりやすくいうと、満期のことだと思って下さい。

例えば、投資信託は、そもそも10年以上、長期で運用する場合に、力を発揮する商品です。

投資信託は、老後資金や教育資金などの、10年以上先に、使うための必要なお金を効率よく、増やしていきたい時に、力を発揮してくれます。

なので2,3年先に、お金を増やしたいなという目的に投資信託は、向きません。

投資信託の運用は、10年以上が、大原則になります。

例えば、20年以上先の、老後資金のために運用したいと考えたとしましょう。

その時に、半年後の満期だと困りますよね。

半年後に、

「もう満期になりましたから強制終了です。現金を、お返します。」

となると困るので、それで、信託期間が決まっていない、満期がない無期限のものを選ぶといいですよ、ということになります。

無分配型

最後に、4つ目、無分配型ですね。

無分配型は、何かというと、まず先に、毎月分配型について説明します。

投資信託は、プロが運用してくれて、利益が出たら、分配金というものを、お客さんに払う商品があります。

これが、毎月受け取れる、毎月分配型といいますが、毎月分配型をすると効率が、悪くなります。

それはなぜかというと、複利って聞いたことはありますか?

複利というのは、利息が利息を生んで、雪だるま式に増えていきます。

これを、投資信託に当てはめますと、利益がでたら、それを受け取って、お小遣いにするのではなく、その利益を再投資することによって、利益がまた利益を生んでくれるようにする、という運用スタイルです。

その複利効果が期待できる、利益を再投資する運用というのは、毎月分配型だと効率が悪いわけです。

受け取っても、再投資すればいいと思われるかもしれませんが、再投資する時に、課税されたりしますので、結局、効率が悪くなります。

それに対して、無分配型でしたら、利益が出ても、分配金として払われません。

そのまま再投資、自動で投資をしてくれます。

利益が利益を生んで、雪だるま式に、増えていくことができるので、無分配型の方が、効率がいいですよ、ということになります。

楽天証券の投信スーパーサーチでマストバイが探せる

それでは、この4つの条件を、全て満たしたものを、楽天証券で探してみましょう。

探し方ですが、まず、楽天証券のホームページにまず行って、商品に、カーソルを合わせて、次は、投資信託の中の、投信スーパーサーチをクリックします。

そうすると、絞り込み検索ができるので、絞り込んでいきます。

まず、分配金を絞り込みますが、先程、毎月分配型ではなく無分配型が、いいですよ、と話しましたね。

この中では、無分配型が選択に入っていませんので、年1回、ここをチェックして下さい。

そうすれば、毎月分配、隔月分配、半年に一回分配は、全部除外されます。

分配金を、出さないタイプも、一応、年1回の括りに当てはまります。

ですので、年1回にチェックを入れていれば、無分配型が、検索をする時に含まれて、出てくるということです。

それから、次が、資産タイプです。

最初に、分散投資で、4つに分散をしましょう、とお伝えしましたね。

・国内株式
・外国株式
・国内債券
・外国債券

この4つです。

国内株式

それでは、まず、この4つの中の、国内株式から説明します。

では、国内株式に、チェックを入れます。

国内株式(453)と表示されますが、カッコの中の数字は、該当商品が453本ありますよ、という意味です。

その次に、ファンドタイプを選択します。

信託報酬が低い、インデックスファンド選びましょうと、お話しましたね。

ということなので、インデックス型に、チェックを入れます。

続いて、投資地域ですが、これは、先程、国内株式にチェックを入れたので、無視して大丈夫です。

トータルリターンとシャープレシオ、ファンドスコア、ここも無視しましょう

最後に、償還日を選択します。

これは、信託期間が、無期限の商品を選びましょう、ということでしたね。

なのでこれは、無期限にチェックを入れます。

ここまで、チェックを入れたら、この条件で検索という、ボタンをクリックして、検索します。

すると、72本が該当しました。

ニッセイや、たわらノーロードや、eMAXIS Slim国内株式など、色々、出てきました。

次に、調べたいのは、信託報酬です。

信託報酬が低い、インデックスファンドを探します。

インデックスファンドでも信託報酬は、高いものもありますし、低いものもあります。

ですから、この中で、一番安い商品を、探していきます。

そのために、手数料等をクリックして、次に管理費用(税込)のすぐ下にある▲マークをクリックして、手数料が安い順に、並べ替えをします。

安い順に並べ替えをすると、0.154%が、一番安いということが分かります。

信託報酬が0.154%の商品は、8本あります。

東京海上セレクション・日本株 TOPIX 0.154%
ニッセイTOPIX インデックスファンド 0.154%
ニッセイ日経平均インデックスファンド 0.154%
eMAXIS Slim国内株式(TOPIX) 0.154%
i Free 日経225 インデックス 0.154%
i Free TOPIX インデックス 0.154%
Smart- i TOPIX インデックス 0.154%
eMAXIS Slim国内株式(日経平均) 0.154%

この8本が、信託報酬は、全部同じ0.154%ということになりますので、この中の、どれかを選べばいいですよ、ということです。

どれを選ぶのか、もう少し厳密に言うと、TOPIXと、日経平均のどちらかがいいのかという問題がありますが、長くなるので、今回は置いておきます。

信託報酬の低い、この中の8本、ここから選択して購入するなら、ひとまず、大丈夫ということになります。

外国株式

次は外国株式です。

国内株式を海外株式に、チェックを入れ直して、検索ボタンをクリックすれば出てきます。

113本、該当します。

外国株式で信託報酬が、安い商品は、

1位 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)0.0968%
2位 SBI・先進国株式インデックスファンド 0.1022%
3位 ニッセイ外国株式インデックスファンド 0.1023%
4位 eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.1023%

です。

ということなので、1位の、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)0.0968%が一番安いから、これを購入しようと、思うかもしれません。

ですがここで、気をつけて頂きたいポイントが、あります。

1位の商品名に、米国株式と記載されていますよね。

最初にお話した、外国株式を購入する時には、アメリカだけを選びましょう、ということではありませんよね。

アメリカだけでなく、他にも色々な国が、あるわけです。

リスクを抑えるためには、1つの国だけでなくて、色々な国に分散した方が、当然リスクは抑えられるわけですね。

ここはリスクを抑えるという観点から考えると、米国株式だけよりも、信託報酬が、少し上がりますが、他の先進国株式を、先程紹介した、2位〜4位の商品、このあたりを、選んで頂くといいかなと思います。

そうすると、2位のSBI・先進国株式インデックスファンド 0.1022%は、どうでしょうか?

この商品の中身を見ますと、SBI・先進国株式インデックスファンドの下に、小さく【愛称】雪だるまと書かれていますが、この商品は、日本の株式も少し含まれているものです。

ですので、この商品を選ぶと、4つに分散投資させたとしても、外国株式の中に、日本のものが少し入ってしまい、国内株式と組み合わせる時に、計算がややこしく、面倒になるかもしれません。

私は、外国ならもう、日本以外の外国を選択するようにした方が、管理がしやすいかなと思っています。

なので、2位のSBI・先進国株式インデックスファンドではなく、3位のニッセイ外国株式インデックスファンド 0.1023%や、4位のeMAXIS Slim 先進国株式インデックス 0.1023%を選んでいくと、いいのかなということですね。

国内債券

では次に、国内債券を見てみましょう。

国内債券に、チェックを入れて検索します。

国内債券で、信託報酬が安い商品は、3本あります。

ニッセイ国内債券インデックスファンド 0.132%
eMAXIS Slim 国内債券インデックス 0.132%
Smart- i 国内債券インデックス 0.132%

この3本から選ぶといいかな、ということですね。

外国債券

最後に外国債券です。

海外債券に、チェックを入れて検索して下さい。

外国債券だと、信託報酬が安い商品は、2本あります。

ニッセイ外国債券インデックスファンド 0.154%
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス 0.154%

eMAXIS Slimは、三菱UFJの商品ですが、三菱UFJとニッセイが、もうずっとライバル関係に、なっていますね。

どちらかが手数料を、値下げすると、向こうも値下げするみたいな感じで、競争が激しくなって、下がっていっています。

手数料が下がっているということは、我々投資家からすると、嬉しいことですので、この競争は大歓迎ということです。

なので、検索する時に、気をつけることは、外国株式を探す時に、アメリカ株式だけという商品や、少し日本の株式が含まれている商品がありますので、そこは選ぶ際に、注意が必要ですけど、他の3つを検索するのは、簡単だと思います。

また国内株式のTOPIXと、日経平均、どちらかがいいのかは、勉強して選んで頂くといいかなという風に思います。

ということで、楽天証券の投資信託マストバイをお送りしました。^^

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