こんばんは、鬼塚祐一です。プルデンシャル生命の契約者の大半が加入している思います。
プルデンシャル生命の米国ドル建年金支払特殊養老保険。
米国ドル建リタイアメント・インカムと言われている商品です。
基本的に保障というより、貯蓄が目的で加入されているようですね。
死亡保障は、家族収入保険でばっちり準備しているはずです。
そのへんは、プルデンシャル生命のライフプランナーさんが、ぬかりなく提案してくれているでしょう。
では、貯蓄という視点で見た場合、米国ドル建年金支払特殊養老保険(リタイアメント・インカム)はどうなのか?
検証していきましょう。^^
プルデンシャル生命の米国ドル建年金支払特殊養老保険(リタイアメント・インカム)は継続したほうがいいですか?
たとえば、今から10年前に加入しているとします。
保険料は月269.5ドルです。
これまで払ってきた保険料は総額で、32340ドルになります。
もし、今、解約したらいくら戻ってくると思いますか?
30787ドルです。
払った保険料よりも少ないですね。元本割れしてしまいます。
ちなみに、米国ドル建年金支払特殊養老保険(リタイアメント・インカム)って、何で運用されているかご存知ですか?
たぶん、気にしたことも無いと思いますが、パンフレットを見ると載っています。
「主として米国債券等を活用した安定的な運用を目指します。」
と書いてあります。
米国債券で運用されているのです。
これ、すごく重要ですよ。^^
では、仮に、この10年間、米国債券で運用する、投資信託で積立していたら、どうなっていたか?
ちょっと検証してみましょう。
米国債券で運用する投資信託の商品のひとつに、こういうものがあります。
大和住銀のT.ロウ・プライスUSインカムファンド。
この10年の運用成績は、年利3.87%です。
この投資信託で、月269.5ドル積立していたら、今、どうなっているでしょうか?
39399ドルになってくれています。
それにたいして、米国ドル建年金支払特殊養老保険(リタイアメント・インカム)は30787ドルでしたよね。
ドルだと分かりにくいので、円に置き換えてみましょう。
仮に、1ドル115円だとしたら、
・投資信託は453万885円
・米国ドル建年金支払特殊養老保険は354万505円
その差は99万円もあります。
同じ米国債券で運用しているにもかかわらず、なぜ、これだけの差が発生するのでしょうか?
実は、その差額は、プルデンシャル生命が持っていったわけです。
全国に支社がありますし、従業員の方へ給与を払わなければなりません。
そのような経費にも使われているということです。
ということは、純粋に投資信託で運用すれば、その差額分を受取れるということになりますよね。
投資信託で効率よく増やす方法は、こちらで分かりやすく解説していますよ。^^
プルデンシャル生命の米国ドル建リタイアメント・インカムを解約して、投資信託を始める方が増えています。
プルデンシャル生命の米国ドル建リタイアメント・インカムは、収入が平均よりもやや高い方が好んで契約していたイメージがあります。
ところが、最近、プルデンシャル生命の米国ドル建リタイアメント・インカムを解約して、投資信託を始める方が増えています。
ドル建て保険に加入するくらいですから、もともと金融について興味がある方が多いのだと思います。
そういう人たちが、マネー雑誌やネットで調べて勉強した結果、「投資信託っていいよね。」と考えるようになってきたのだと思います。
特に、スマホが普及して誰でも簡単にネットで情報を得られるようになってから、トレンドの変化が加速してきたように感じます。
では、なぜ、投資信託っていいよね、と考える人が増えているのか?