こんにちは、鬼塚祐一です。マニュライフ生命といえばドル建て保険、というイメージですが、ついに変額保険も発売したようですね。
その名も、こだわり変額保険。
こだわり変額保険は、2019年7月1日に発売されました。
さっそく、マニュライフ生命のこだわり変額保険のメリットとデメリットを検証していきましょう。^^
https://www.manulife.co.jp/servlet/servlet.FileDownload?file=00P1000000zyYF1EAM
まず、変額保険というのは、
・生命保険
・投資信託
この2つがセットになった商品のことを言います。
こだわり変額保険も、生命保険と投資信託がセットになっています。
あなたが払った保険料を投資信託で運用しますから、通常の円建て保険よりも、高いリターンが期待できます。
さて、こだわり変額保険で特徴的なのが、ターゲット機能というものがあることです。
ターゲット機能とうのは、予め、目標金額を決めます。
目標金額に達した時点で、自動的に運用成果を確定してくれます。
その時点で、解約して、解約返戻金を受け取ることもできます。
https://www.manulife.co.jp/servlet/servlet.FileDownload?file=00P1000000zyYF1EAM
ドル建て保険では、ターゲット機能を、よく見かけますが、変額保険では珍しいです。
他社でやっているところ、あったかな~、ちょっと記憶にないです。
それから、こだわり変額保険は、7本の投資信託を自由に選び、組み合わせることができます。
https://www.manulife.co.jp/servlet/servlet.FileDownload?file=00P1000000zyYF1EAM
ただ、投資信託ですから、増えることもあれば、逆に、減ることもあるわけです。
先ほど、こだわり変額保険は、目標金額に達したら、解約返戻金が受け取れるということでしたね。
では、もし、目標額に到達しなかったとしたら?
パンフレットを見てみましょう。
https://www.manulife.co.jp/servlet/servlet.FileDownload?file=00P1000000zyYF1EAM
「満期保険金に最低保証はありません。」
とあります。
つまり、元本割れのリスクがあるわけです。
でも、ご安心下さい。
リスクは、コントロールすることが出来ます。
そうすることで、着実な運用が可能になります。
リスクコントロールの方法は、4つあります。
その中でも、最も重要なのは、分散投資と言われるものです。
分散投資というのは、文字通り、分散して投資をすることで、リスクを抑えよう、という方法です。
分散投資のキホンは、
・日本株式
・日本債券
・外国株式
・外国債券
この4つに分散することです。
それを踏まえたうえで、こだわり変額保険の中から、商品を選んでみましょう。
あることに気が付きませんか?
日本株式と外国債券がありません。
日本株式で運用する商品がないということに。
ただ、4つに分散投資ができる方法もあります。
たとえば、グローバル・バランス75という商品。
いわゆる、バランス型ファンドと言われるものです。
グローバル・バランス75の中身を見ると、
https://www.manulife.co.jp/servlet/servlet.FileDownload?file=00P10000014750YEAQ
4つに分散投資してくれています。
ただ、バランス型ファンドには、大きなデメリットが4つあります。
長くなるので、今回は、2つだけお話します。
まず、外国債券を見ると、ヘッジあり、と書いてあります。
実は、分散投資をおこなう場合、ヘッジなし、のほうが効果的なのです。
次に、外国株式の占める割合が57%もあります。
半分以上が外国株式です。
外国株式は、高いリターンが期待できます。
しかし、リターンが高いということは、リスクはどうなると思いますか?
そうです。
当然、ハイリスクになります。
どれくらいリスクが大きいかというと、リーマンショックのようなことがあると、6割ほど下落します。
300万円投資していたら、一瞬で、180万円も吹っ飛ぶわけです。
あなたは、これだけの、マイナスに耐えられますか?
普通は耐えられません。
ですから、外国株式の比率は、通常、もっと少なくするのがセオリーです。
しかし、グローバル・バランス75は、自分で比率を変えることが出来ません。
あと2つのデメリットは、また、ご要望があれば書きますね。
ということで、マニュライフ生命、こだわり変額保険の、メリットとデメリットをお話してきました。
そうそう、