こんにちは、鬼塚祐一です。日産自動車では企業型確定拠出年金が導入されていますよね。
きちんと活用できていますか?
今回は、日産自動車にお勤めされている50代の方の事例です。
4年前に企業型確定拠出年金の見直しをしました。
これまでの拠出総額は、313万7670円です。
それが今、447万5080円に増えてくれています。
133万7410円のプラスです。
具体的に、どのような見直しをしたのか?
やったことは2つです。
毎月の掛金の商品配分変更と、すでに保有していた商品のスイッチングです。
選んだ商品は、
・DIAMDC国内株式IDX
・フィデリティ・日本成長株
・みずほ信託インデックスS
・三井住友TDC日債S
・大和投信DC外債インデックス
です。
この5本を、黄金比率で組み合わせました。
しかし、日産自動車にお勤めの多くの方は、確定拠出年金を初期設定のままにしています。
初期設定のままだと、定期預金に入れっぱなしになっています。
定期預金の利率なんて、今や、0.01%程度しかありません。
100万円預けても、1年間で受け取れる利息は、たったの100円です。
ですから、確定拠出年金で定期預金を選んでいる日産の社員の方は、ぜんぜん、お金が増えていません。
つまり、見直した人と、していない人とでは、この4年間で、133万円も差がついてしまったわけです。
この差が、60歳のときに、退職金の差となって現れます。
逆に言うと、日産の社員の方は、確定拠出年金をきちんと活用できると、同僚よりも、多くの退職金が受けとれるわけです。