こんにちは、鬼塚祐一です。もし投資信託をするとしたら、何のためにしますか?
お金を増やすためですよね。
ところが、投資信託でお金が増えても、残念ながら、利益をまるまる受け取れるわけではありません。
税金が引かれてしまいます。
仮に、元手100万円で投資信託を開始したとしましょう。
それが300万円に増えてくれました。
しかし、先ほど、お話ししたように、300万円まるまる受け取れるわけではありません。
では、税金がいくら引かれるかご存知ですか?
なんと、利益にたいして、20%です。
ということは、40万円も税金としてもっていかれます。
かなり、大きな金額ですよね。
つまり、これから、効率よくお金を増やしていきたいなら、当然、税金が引かれないほうが増えてくれます。
では、税金が引かれない方法はあるのでしょうか?
そこで、登場するのが、イデコとNISAの2つなのです。
どちらも、投資信託がお得に買える制度です。
購入した投資信託を、イデコ、もしくは、NISAに保管しておくと、税金がかからない、というイメージです。
つまり、先ほどの例でいうと、40万円の税金は引かれないわけです。
このように、イデコとNISAはすごいのです。
「イデコとNISAはどう違うのですか?」
と質問されることがあるので、お答えしますね。
まず、イデコで投資信託を買うと、所得税と住民税が安くなるというメリットがあります。
最低、掛金の15%分お得になります。
言い換えると、年利15%と考えることが出来ますので、ものすごいメリットです。
これはNISAにはない、イデコならではの特徴です。
ただ、イデコは、正式名称を個人型確定拠出年金といいます。
年金なのです。
60歳までお金を引き出すことは出来ません。
そこで、登場するのが、NISAです。
NISAであれば、いつでも、お金を引き出すことが可能です。
しかし、所得税は住民税が安くなるというメリットは得られません。
なので、個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)とNISAは併用したほうが良いのです。
併用することにより、それぞれのデメリットを補いながら、どちらのメリットも享受することが出来ます。
では、イデコとNISAでお金を増やすためにはどうすればいいのでしょうか?