こんばんは、鬼塚祐一です。2017年から、専業主婦の方も個人型確定拠出年金が利用できるようになる予定です。
では、利用したほうが良いのでしょうか?
所得税や市県民税を払っていなければ、所得控除のメリットは得られません。
しかし、ある視点から見てみると、専業主婦の方にも、大きなメリットがあります。
それは、60歳になって、お金を受け取るときに、税金の優遇があることです。
たとえば、45歳から月1万円を積み立てるとしましょう。
それを6%複利で運用出来たら、288万円になってくれます。
普通は利益分から20%課税されるので、22万円も税金が引かれて、手取りは、266万円に減ってしまいます。
ところが、確定拠出年金には、退職所得控除が使えるというメリットがあります。
専業主婦の方の場合、会社を退職するわけではないですが、退職所得控除が使えます。
22万円の税金が引かれずに、288万円まるまる受け取ることが出来るわけです。
ちなみに、自営業をしている主婦の方は、今すぐ、確定拠出年金をスタートできます。