こんにちは、鬼塚祐一です。私はもともと郵便局員でした。
民営化前の、まだ郵政公社の頃に入って、カンポの営業をしておりました。
当然、カンポにはたくさん加入していました。
たとえば、ながいきくん(ばらんす型5倍)にも加入していました。
ながいきくん(ばらんす型5倍)を解約した理由
ばらんす型5倍は、ながいきくんシリーズでは最も保険料が安いです。
お金が貯まるタイプなので、もし解約しないといけなくなったら、返戻金が戻ってきます。
ただ、この点について、よくある勘違いがあります。
解約しても、保障は一生涯続くと思っていませんか?
バカにしないでよ!と思われるかもしれませんが、意外と勘違いしている方がいるのですよ。
解約すると、保険契約が消滅するので、当然、保障も無くなります。
逆にいうと、解約するまで、お金は受け取れないということになります。
ということは、ながいきくん(ばらんす型5倍)は、お金を貯める目的には向いていないと考えられます。
なので、郵便局を辞めて転職するときに、解約しました。
解約の理由は、もうひとつあります。
単純に保険料が高いからです。
たとえば、入院したら1日1万円もらえる保険に入りたいと考えたとしましょう。
今の私の年齢、37歳で加入すると、月払保険料は23800円です。
このうち、入院保障のための特約料が14630円です。
つまり、14630円の医療保険に加入した、と考えることができます。
では、別の保険会社の医療保険だと保険料はいくらでしょうか?
オリックス生命の新キュアだと6272円です。
https://www.orixlife.co.jp/sim?index=5&p=3G&p=4C&p=4A&p=1V&genderctl=1
カンポの半分以下ですね。
しかも、保障内容がカンポよりもずいぶん良くなります。
3大疾病で入院した場合、日数無制限で保障されます。
たとえば、がんで1年間入院したら365万円受け取れるわけです。
ということで、郵便局を退職したあと、私が加入した医療保険はオリックス生命の新キュアです。^^
ちなみに、今なら、オリックス生命よりも、もっとコスパが良い保険会社がありますよ。
こうして、保障がパワーアップしたうえに、毎月の保険料が安くなりました。
浮いたお金は、資産運用にまわしています。
>おかげさまで、効率よく貯蓄が増やせるようになりました。^^
先進医療特約が付けられますが、評価できる内容か検証してみました
私が郵便局員のときは、ながいきくんという名称でしたが、民営化後は、新ながいきくんになっています。
ながいきくんに「新」が付いたことで、どうなったのか?
先進医療特約が付けられるようになりました。
民間の生命保険会社では、先進医療特約は当たり前に付いていますが、カンポでこれが付けられるのは画期的だと思います。
カンポも頑張っているようです。
では、新ながいきくんの、無配当先進医療特約の中身を検証してみましょう。
保障額は通算300万円までとなっています。
前述のオリックス生命の新キュアは、通算2000万円です。
そう考えると、300万円は、かなり少ない金額と言えます。
それから、新ながいきくんの先進医療特約の保険期間は10年です。
10年ごとに自動更新になっています。
つまり、保険料が上がっていく可能性があります。
そして、保障期間は最長95歳までです。
まぁ、95歳まであれば十分なのかもしれません。
しかし、終身保険なのに、先進医療特約が95歳までというのは、不思議です。
ということで、先進医療が気になっている場合は、他の保険会社の医療保険も選択肢に入れると良いかと思います。
医療保険のおすすめは、
・ネオファースト生命
・SOMPOひまわり生命
・メディケア生命
・オリックス生命
の4社です。
新ながいきくんを途中解約して死亡保障がなくなるときの対処法
新ながいきくんを途中解約すると、死亡保障がなくなって困る、というケースもあるかもしれません。
そんなときは、収入保障保険という商品が安くて手厚い保障が得られますよ。
残念ながら、かんぽ生命には、収入保障保険がありません。
他の保険会社から選びましょう。
条件が良い保険会社をピックアップしてみますね。
前提条件として、
・37歳男性
・保障額は月20万(保障総額5520万円)
・保障期間60歳まで
で試算しています。
FWD富士生命が一番安いです。
保険料は月3216円です。
保障総額5520万円で、保険料は、わずか3216円ですから、ずいぶん安いですよね。
このように収入保障保険はコスパが良いのです。^^
新ながいきくんを途中解約して、収入保障保険に見直すと、けっこう節約できるのではないでしょうか。
浮いたお金は、貯蓄にまわせますよね。
>さらに、新ながいきくんの解約返戻金も、効率よく増やしていくことが可能ですよ。^^