こんばんは、鬼塚祐一です。医療保険を賢く選ぶポイントは、たったの2つです。
・入院給付金の日額はいくら必要?
・保障はいつまで必要?
この2つのポイントをきちんと考えると、医療保険を賢く選べます。
まずは、入院給付金の日額から考えてみましょう。
高額療養費制度ってご存知ですか?
医療費がある一定の金額を超えたら、超えた分は払わなくていいですよ、という制度です。
健康保険証を持っている人なら誰でも使えます。
例えば、胃がんで20日間入院して、請求書を見ると、21万と記載されていたとしましょう。
しかし、高額療養費制度があるので、自己負担は8万4430円で済みます。
収入によって自己負担の上限は変わりますが、多くの方は、この金額になります。
20日入院して8万4430円ですから、1日当たり4221円かかったことになります。
この4221円がカバーできれば良いと思う場合は、医療保険は日額5000円のもので十分ということになります。
ただし、この計算は、あくまでも大部屋での場合です。
個室に入りたい場合は、差額ベット代がかかるので、日額1万円コースが良いでしょう。
では、次は保障期間について考えてみましょう。
大きく分けると2つのタイプがあります。
・更新型
・終身型
更新型はある一定の期間で保障期間が終了します。
終了後は、更新することが可能です。
1年更新や、10年更新が多いです。
ただし更新のたびに保険料が上がります。
若い時は入院するリスクが低いことから、保険料は安いのですが、歳をとってからはリスクが高くなりますので、保険料が上がっていきます。
年金暮らしになってから、高い保険料を払い続けるのは生活を圧迫して嫌だなという場合は、終身型が良いと思います。
終身型はその名の通り一生涯保障が続きます。
保険料も一生涯変わりません。
たとえば、入院日額5千円の終身タイプなら、保険料は月2000円程度です。
ずいぶん安いですよね。
保険を安く抑えたところで、貯蓄を効率良く増やす方法も見てみましょう。^^