こんにちは、鬼塚祐一です。一昨日のメルマガで、ドル建て保険について書きました。
セミナーを受講された方が、ドル建て保険を解約することに決めた、という感想を送ってくださった話です。
すると、メルマガを読んで下さっている方から、
「実は、ドル建ての介護保険を、保障と貯蓄目的で契約しようかな?と考えていました。」
というメッセージが届きました。
私は、ドルで運用することは、とても良いことだと思っています。
ただ、その方法が、保険である必要はないのでは、と考えています。
詳しいことは以前、
という記事で書きました。
2番目の理由は、円建ての場合なので、読み飛ばして下さい。
それから、保障と貯蓄は、必要になるタイミングが違う、という注意点もあります。
たとえば、老後資金の準備と、介護になったときの備えのために、ドル建て介護保険に加入したとしましょう。
65歳を迎え、老後資金が必要になったので、解約して現金を受取りました。
そのお金は生活費にあてることが出来ます。
しかし、その後、介護状態になったら、どうなるでしょうか?
すでに保険は解約していますから、保障はありません。
では、貯蓄と保障を分けて、準備していたら?
仮に、老後資金は個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)とNISAで効率よく増やして、保障は、掛け捨ての安い介護保険に加入していたとしましょう。
そうすると、老後の生活費はNISAと個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)で確保できます。
もし、介護状態になっても、保険からお金が出ます。
人生、何が起きるか分かりません。
でも、何が起きても大丈夫なように対策をしておけば安心です。
ドル建て保険に加入する前に、まずは、個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)とNISAを勉強してみませんか?