おはようございます、鬼塚祐一です。毎週日曜日のメルマガはQ&Aコーナーを配信しています。
私が読者さんの質問にお答えする人気コーナーです。
先日は、住宅ローンの質問について回答しました。
Q1:「住宅ローンについてご助言いただけたら幸いです。」
ペンネーム:mkままさん
いつもメールを楽しみしております。
本当はセミナーに一刻も早く参加したいのですが、家族の予定と合わず、残念です。
質問は、住宅ローンについてです。
私としては、まず住宅ローンの借換をして、それと同時に保険の見直しをし、今の家計からいくら投資に回せるかを把握したいと思います。
今は1.9%の固定で、返済が残り1320万円、期間が17年と3か月76,000円返済で借りているので、絶対借換が必要なのですが、変動か10年固定か、はたまた全期間固定か…
それに、今はローンに保障がプラスされているものもあるので、またまた悩みます。
今後の金利の予想なども含めて、住宅ローンについてご助言いただけたら幸いです。
私の場合、投資でリスクを取るので、住宅ローンではリスクを取らない、というスタンスです。
なので、世の中の金利が上がっても返済額が変わらない、全期間固定金利型を選びます。
リスクがないので、繰上げ返済を焦る必要がありません。
そうすると、団体信用生命保険がフル活用できます。
繰り上げ返済すると、残債が減りますから、死亡保障の額も下がりますよね。
また、繰り上げ返済するつもりで貯めていたお金を投資にまわすことで、効率よく増やすことが出来るようになります。
、、、という回答を書いたところ、別の方から、このような質問が届きました。
昨日のQ&Aコーナーの住宅ローンについての回答で、団体信用生命保険をフル活用できるとのことでしたが、フル活用とは具体的にどういうことですか?
具体的にお話ししますね。
今回の質問の事例でいうと、住宅ローンの残債が1320万円です。
仮に、100万円繰り上げ返済すると、残債が100万円減って、1220万円になります。
もし、そのときに万一、住宅ローンの契約者がお亡くなりになったらどうなるでしょうか?
団体信用生命保険があるので、住宅ローンの支払は終了しますよね。
しかし、繰上げ返済した100万円が戻ってくることはありません。
では、繰上げ返済をしていなかったとしたら?
住宅ローンの支払は終了します。
手元に現金100万円も残ります。
お子さんがいらっしゃれば、この100万円が、将来、学費として役立つことがあるかもしれません。
これが、繰上げ返済をしないことにより、団体信用生命保険をフル活用する、ということです。
ということで、毎週日曜日のQ&Aコーナーはこんな感じでやっています。^^