こんにちは、鬼塚祐一です。友人が福岡銀行に行ったときの話です。
定期預金の積立を始めるために、福岡銀行の窓口に足を運んだそうです。
福岡銀行には、積立式定期預金「ためる~ん」というものがあります。
普通預金から、毎月、自動的に指定した額を定期預金にしてくれるサービスです。
しかし、友人は、ためる~んではなく、つみたてNISAを勧められたそうです。
つみたてNISAは、とっても、良い制度です。
問題は、つみたてNISAで、どういう商品を積立するのかが大切です。
福岡銀行で勧められた商品は、
・ひふみプラス
・〈つみたてNISA用〉つみたて日本株式(日経平均)
・netWIN ゴールドマン・サックス・インターネット戦略ファンドBコース(為替ヘッジなし)
です。
いずれも、株式で運用する、投資信託です。
株式で運用する投資信託は、高いリターンが期待できます。
でも、リターンが高いということは、リスクはどうなると思いますか?
当然、ハイリスクになります。
では、どれくらいリスクが高いのか?
たとえば、リーマンショックのようなことがあると、60%ほど下落するリスクがあります。
まだ始めたばかりで、積立総額が10万円のときであれば、損失は6万円ですから耐えられるかもしれません。
しかし、これが、ある程度、年数が経ち、積立総額が100万円になっていたら?
損失額は60万円です。
あなたは、これだけの損失に耐えられますか?
ちなみに、私の友人は、投資の知識はゼロです。
まったくのド素人です。
なぜ、そういう顧客にたいして、ハイリスクハイリターンの商品を提案したのか?
福岡銀行の方針なのか?
行員の独断なのか?